アラスカ便りNo.8「アラスカの光と風 -星野道夫×大竹英洋 時を超える旅-」受賞に寄せて

2023/11/22

アラスカ便り

NHKのTV番組「アラスカの光と風 -星野道夫×大竹英洋 時を超える旅-」が、先進映像協会が主催する「ルミエール・ジャパン・アワード 2023」において、4K部門のグランプリを受賞しました。「ルミエール・ジャパン・アワード」とは、国内で制作・公開された優れた先進映像を表彰するものです。受賞理由は、今回の作品が高精細の良さを生かした力強い作品だったとのことでした。

この番組の企画を長年温め準備をして下さっていたプロデューサーの故村田真一さん。村田さんの志を引き継がれ全身全霊をかけて番組を作られた原田美奈子さん。案内役兼コーディネーターを務められた写真家の大竹英洋さん。限られたロケ期間の中で8Kの大量の機材を駆使し撮影されたクルーの皆さん、映像編集や番組編成に関わって下さった皆さん。長年の星野への想いを込めて、音楽を作曲された飯村佳之さん。その他にも番組制作に関わって下さった全ての方々の想いとご尽力によって、この番組は完成し、今回の受賞につながりました。関係者の皆様に心からお祝いの気持ちを表したいと思います。

前回のアラスカ便りでは、昨年放送された「ワイルドライフ 〜アラスカ 悠久の自然 星野道夫が見たトナカイ大集結!」「ダーウィンが来た!〜星野道夫が見た幻のトナカイ大集結!」についてご紹介しました。
今回受賞した番組「アラスカの光と風 -星野道夫×大竹英洋 時を超える旅-」は、この二つの番組と一連のもので、2022年に撮影・取材された映像の集大成となっています。
番組内には、星野の一番大きなテーマであり生涯取り組み続けたカリブーを追い、夏の大集結に出会うことができたシーン、星野が撮影していたザトウクジラとの奇跡的な再会の話などが収められています。又、星野が撮影したアラスカの地を、26年以上の歳月を経て大竹英洋さんが訪れることで、年月とともに変わりゆく自然環境や人々の暮らしの変化を知ることができます。星野と親しかった友人たちも登場し、彼らとの深い絆が伝わってきて、今まで止まっていた時間が現在に繋がったように感じました。この番組は今年2月に8Kで、そして4月にBSで放送され、その後何度か再放送されています。

星野道夫亡き後も、星野の作品を大切に思い伝え続けていただけることで、星野を知らなかった方々にも本人の作品や世界が届けられていることに感謝の気持ちでいっぱいです。
関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。

星野直子

ルミエール・ジャパン・アワード公式サイト
  • ルミエール・ジャパン・アワード 2023 4K部門
    グランプリ受賞トロフィー

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