「アラスカ便り」No.6 25年の歳月が過ぎて

2021/9/7

アラスカ便り

星野道夫がこの世を去ってから25年が経ちました。多くの方々のご尽力とご協力があって、今まで星野の作品をお届けし続けることができています。本当にありがたいことと、感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、写真や文章を大切に見て下さっている方々から寄せられる感想やお便りは大きな励ましとなり、更に前に進む力となっています。この25年を振り返ると、家族や友人たち、そして星野作品を大切に思って下さっている皆様の支えがいかに大きかったかを身に沁みて感じています。

この度、星野道夫の今までの仕事とその生涯の活動によってアラスカと日本の結びつきが強まったことについて、アラスカ州政府より表彰されました。星野の友人であるボブ・サムが発案者となり、星野道夫の功績について顕彰することがアラスカ州に提案され、その案が議会を通過し今回の表彰へとつながりました。

その記事はアラスカの新聞(Juneau Empire)にも掲載されました。写真左側がボブ・サム、右側は、今回議案通過のために尽力下さった議員のジョナサン・トムキン氏です。今回表彰されたことを受け、星野道夫の作品を伝え続けていくことの大切さについて、さらに思いを深めました。

星野直子

(写真:Peter Metcalfe)

 
 
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