写真展のお知らせ フジフイルム・フォトコレクション特別展「師弟、それぞれの写真表現」(東京・フジフィルムスクエア)*終了しました

2021/11/8

写真展

2014年以来、各地で開催されている写真展「日本の写真史を飾る101人 フジフイルム・フォトコレクション」。この101人の写真家たちの中には、師弟関係にある写真家が多く存在します。今回は師弟関係にある写真家たちの作品を特集し、28人の写真家たちによる作品28点が展示されます。星野道夫の作品「極北の河を渡るカリブー」は、田中光常先生の作品「オウサマペンギン サウスジョージア島」と一緒に展示されています。アクセス等の詳細はフジフィルムスクエアのホームページをご覧下さい。

以下、フジフィルムスクエアのホームページより

フジフイルム スクエア 写真歴史博物館は、2021年10月20日(水)から12月28日(火)まで、当社所蔵の「フジフイルム・フォトコレクション」より、精選した作品を再構成してご紹介する特別展を開催いたします。

「フジフイルム・フォトコレクション」は2014年、富士フイルム株式会社の創業80周年を機に「写真文化を守る」ことを基本理念として創設された写真コレクションです。幕末・明治から現代に至る、日本を代表する101人の写真作家の歴史的価値の高い作品を1点ずつ収集した101点からなる本コレクションは、日本の写真史と写真界の発展の軌跡をご覧いただける稀有なコレクションとして、これまでに全国の美術館や博物館など、のべ17回の巡回展示を重ね、多くのお客様にお楽しみいただいております。また2018年には、公益社団法人企業メセナ協議会が主催する「メセナアワード2018」において、富士フイルムフォトサロンおよび写真歴史博物館の運営とあわせ、本コレクションの収蔵・展示が総合的に評価され、優秀賞「瞬間の芸術賞」を受賞しました。

本展は「師弟、それぞれの写真表現」と題し、「フジフイルム・フォトコレクション」から師匠と弟子、写真家と助手、教師と教え子といった関係にあった写真家たちの作品を特集し、対比することで、それぞれの写真表現を読み解く試みです。1960年代に桑沢デザイン研究所で写真の指導をしていた大辻清司(1923–2001)と教え子の牛腸茂雄(1946–1983)、篠山紀信(1940– )と彼のアシスタントとして1960年代に経験を積んだ十文字美信(1947– )、さらに名編集者として知られていた桑原甲子雄(1913–2007)と彼の名作を見出した荒木経惟(1940– )との直接の師弟を超えた関係など、知られざる写真家同士の関わりを紹介しながら、28作家28点の作品を展観いたします。弟子は師匠の写真表現から何を学んだのか、そして、そこからどのような写真表現に行き着いたのか。師弟それぞれの作品を観察し、比較することで、写真表現とは何かということのヒントを探っていきます。「フジフイルム・フォトコレクション」との新たな出会いをお楽しみいただければ幸いです。

企画展名:フジフイルム・フォトコレクション特別展「師弟、それぞれの写真表現」
開催期間:2021年10月20日(水)~ 12月28日(火)
開館時間:10:00~19:00(最終日は16:00まで、入館は終了10分前まで)
休館日:会期中無休
入館料:無料
会場:FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア) 写真歴史博物館
   〒107-0052 
   東京都港区赤坂9丁目7番地3号 東京ミッドタウン・ウェスト1F
   電話03-6271-3350(電話受付時間:10時~18時)
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