極北の動物誌の発売と大竹英洋さんトークイベント(YouTube配信)のお知らせ(ヤマケイ文庫・山と渓谷社)

2021/12/17

関連イベント・本

星野道夫の愛読書でもあった「極北の動物誌」が12月16日に山と渓谷社から発売されます。この本は2002年に初めての邦訳本が新潮社から発売されましたが絶版になっていました。
今回は新たに第40回 土門拳賞受賞を受賞した大竹英洋さんからの寄稿と、星野直子からの刊行によせた言葉を加えての文庫化になります。

出版を記念して大竹英洋さんのトークイベントがオンラインで開催されます。参加費は無料で、どなたでもご参加いただけます。詳細は下記リンク先をご覧下さい。
現在はYouTubeの山と溪谷ch.でご覧いただけますので、下記リンク先よりご覧下さい。
YouTube 山と溪谷ch. 大竹英洋さんトークイベント(6分21秒からスタートします)


書名:極北の動物誌
著者:ウィリアム・プルーイット
訳者:岩本 正恵
発行:山と渓谷社
レーベル:ヤマケイ文庫
判型:文庫版 256ページ
価格:990円(税込)
ISBN:978-4-63504928-3
発売日:2021年12月16日

●トークイベント開催概要
開催日時:2021年12月16日(木)19:30〜21:00
場所:YouTube配信 【生配信】『極北の動物誌』出版記念トークイベント
費用:無料
主催:株式会社山と溪谷社
内容:大竹英洋さんのトークと星野直子からのビデオメッセージ

以下、山と渓谷社のホームページより

星野道夫が「名作」と呼んだ幻の古典。

この本全体に流れている極北の匂いに、どれだけアラスカの自然への憧れを掻き立てられただろう/星野道夫

カリブー、ムース、オオカミらが危ういバランスの上で織りなす極寒の地の生態系――。

『沈黙の春』が人類による自然破壊に警鐘を鳴らした1960年代初め、アラスカの大地を核実験場開発の脅威から守り抜き、そのため故国アメリカを追われた動物学者がいた。
彼の名はウィリアム・プルーイット。
極北の大自然と生命の営みを、詩情あふれる筆致で描き、写真家の星野道夫が遺作『ノーザンライツ』のなかで、敬意をこめて「アラスカの自然を詩のように書き上げた名作」と評した幻の古典を文庫化。

気候危機と生物多様性の危機が差し迫るなか、人の営みと自然の営みの共存を問いかける本書は、
「エコロジーとは何か」を知るための入門書であり、今を生きる全ての人へのギフトだ。

■著者について
ウィリアム・プルーイット(1922-2009)
動物学者。アメリカのメリーランド州生まれ。
アラスカにおけるアメリカの核実験場開発計画「プロジェクト・チャリオット」を
環境調査によって阻止し、そのためアメリカを追われることになった。
その詳細は星野道夫著『ノーザンライツ』に記されている。
カナダに移住後は、マニトバ大学動物学研究室教授。
タイガ生物学研究所を設立。極寒地における野生生物の研究を続け、カナダ科学アカデミー最優秀賞などを受賞。
93年、アラスカ州政府より正式の謝罪を受け、名誉回復。アラスカ大学名誉博士となる。

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